”イタリア代表は、男前揃いです!”元ラグビー日本代表選手で解説者の大西将太郎さんが紹介

日本タグフットボール協会は、ラグビーワールドカップイタリア代表選手交流会にご招待頂きました。ワールドカップ開幕直前の選手らとの交流レポートです。

9月18日大阪グランフロントで、在日イタリア商工会議所の主催の交流会が行われました。日本人唯一のパネラーとして登壇したのは、今一番人気のラグビー解説者大西将太郎さん(33キャップ)。

タグフットボール2017年のオニオンカップでもゲスト選手として、出場いただきました。誰もが知る元ラグビー日本代表選手です!

自身も「イタリア代表と対戦したことがあり、アンチョビを食べて士気を高めた」とイタリア人選手からも笑いを誘う話術には驚きました。
「ラグビーワールドカップの醍醐味は、街や地域の人達と交流出来ること。イタリアは(9月22日)花園ラグビー場が開幕を飾る試合に出場。選手にも大阪が思い出深い地になってほしい」といい、この様な時間を設けることでラグビーが浸透すると語りました。

ワールドカップ5回目の出場 キャプテンのセルジョ・パリッセが挨拶!

交流会では、イタリア代表のキャプテンを務めるセルジョ・パリッセ選手(Sergio Parisse)が挨拶。アルゼンチン出身の139キャップを誇る大ベテラン。名門クラブ、トゥーロンで活躍する選手です。キャップ数の世界記録を更新も注目されました!

ディーン・バッド選手は、日本NECでプレー ニュージーランド出身のイタリア代表選手

ディーン・バッド選手(Dean Budd)は、NECグリーンロケッツでプレーした選手。岡村剛代表がなぜこの場にいるのか。と驚いた様子で会話に花を咲かせました。
余談ですが、岡村代表とグリーンロケッツの岡村要元監督は、実の兄弟。要さんに連絡を取りバッド選手を懐かしむシーンもありました。

 

華麗ステップで駆け抜けるランナー、マッテオ・ミノッツィ選手

マッテオ・ミノッツィ(Matteo Minozzi)選手は、身長175cm・体重79kgと選手の中では小柄。華麗にステップを踏むように、巨漢の選手らをぶっちぎって走り抜く姿は芸術です。

ミノッツィ選手の右腕にちらりと見えた和風なタトゥーについて聞いたところ、お父様のお友達に彫って頂いたそう。遠山の金さん並に肩まで入った見事な彫物を見せてくださいました。

「フォルツァ・アッズーリ(イタリア頑張れ!)」が合言葉

交流会では、会場一丸となって「フォルツァ・アッズーリ(イタリア頑張れ!)」と応援。その4日後、イタリアは9月22日に、花園ラグビー場で開催されたイタリア対ナミビア戦は47-22で見事に勝利しました。

第2戦対カナダでイタリア48-7カナダで2勝したものの、南アフリカ49-3イタリア、ニュージーランド戦は台風の為中止で引分となりました。プールBでは、第2戦まで10得点を上げ1位でしたが、決勝進出ならずでした。

試合直前でも、にこやかにインタビューに答えた選手らに感謝でした!
ラグビーワールドカップを通して、地域交流や互いの国の理解が深まり、ファンが生まれる。もう一つのラグビーのノーサイドを見る事が出来ました。

執筆・取材:Chise MISHIMA