滋賀県近江神宮外苑公園でタグフットボール滋賀大会を初開催

日本タグフットボール協会は、滋賀県で初めてとなる「タグフットボール滋賀大会」を、秋晴れの下開催した。大会代表を務めるのは、タグフットボール・ワールドカップ出場の田中奨太選手、守屋諭選手だ。ワールドカップ出場のタグフットボール選手やラグビー選手で構成されたチーム10組が頂点を目指し競いあった。

試合中は、選手や見学者らがフィールドをぐるりと囲み、他のチームの戦いから学ぼうと、観戦を食い入るように見守もった。

真剣勝負の珍プレー好プレーでグラウンドに笑いと歓声も!

タグフットボール大会では恒例の珍プレーには笑いが好プレーには歓声があがった!ラグビーから転向した初参加の選手や経験の浅い選手の参加があったにも関わらず、レベルの高いゲーム展開が繰り広げられた。

ダイビングしてトライを決めようとしたが、ポロリと落球しノートライになってしまった珍プレーや、1人で50メートル独走する選手や、逆に、独走を追いかけて、トライに飛び込んだ選手のタグを直前で奪いトライを防ぐ好プレーなど、見どころが満載の試合だ。

決勝戦は、Celestees VS 138sharks 対決!

当日は、絶好の天候に恵まれただけでなく、会場となった近江神宮外苑公園ブランチパークは、稀に見る非常に良く手入れされた密の厚い天然芝。フィールドでは、いつも以上に思い切った見事なダイビングトライを決める選手が多数いた。

同大会は総当たり戦、天下分け目の決勝戦では、Celestees(セレスティーズ)と138sharks(いちのみやしゃーくす)の争い、勢いに乗ったCelesteesが終始ゲームを支配し4−1で138sharksを下す結果となった。

愛知県から初出場した、タグラグビー専門の中学生を中心に構成される日進レッドブラックスチームは7位と健闘した。

大会順位と副賞

1位 Celestees
2位 138Sharks
3位 亀仙流
4位 TAG AZUL
5位 OCEANS
6位 河南クラブ
7位 日進レッドブラックス
8位 モモチル
9位 バーバリアンズ
10位 エレファントベイビー

副 賞

・MVP:Celestees 林田優太
・レディース賞:日進レッドブラックス 村山穂乃香
・トリッキー賞:138 齋藤 秀
・団体1位:Celestees
・団体2位:138
・フェアプレー賞:亀仙流
・ベストユニフォーム賞:河南クラブ

(敬称略)

タグフットボール・ワールドカップ代表選手で今大会代表を務める田中将太さんは「初の主催ということで不安もありましたが、沢山の方にご参加頂き、楽しんで頂けてほっとしております。間違いなく普及できていると実感しているので、この調子でまだまだ頑張ります!広がれタグフットの輪」とこれからのタグフットボールの普及に意気込みを見せる。

取材・文/三島ちせ 写真/NANA