JAPANタグフットボール祭2021 岐阜県郡上市開催

 サウス池袋ラビトーズ(東京)が、タグフットボール全国大会第5回オニオンカップで、初優勝を勝ち取った。

日本タグフットボール協会主催、JAPANタグフットボール祭2021・全国大会を岐阜県郡上市高鷲町 高鷲叺高原スポーツ広場人工芝グランドで10月16日(土)・17日(日)の2日間開催した。当日は、大雨の予報にもかかわらず晴天に恵まれ、閉会式ではタグフットボール選手らを祝福するかのように、虹が色あざやかに夢の橋をかけた。16日午前にタグフットボール初の小学生大会、同日17日午後は成人の部は日進レッドブラックスが優勝、17日第5回オニオンカップ全国大会はサウス池袋ラビトーズ(東京)が初優勝を飾った。

 

事前に参加者らにコロナ感染症対策と要項を実施。大会当日は、会場に体温測定機やアルコール消毒を設置、試合以外でのマスク着用など、徹底した感染症対策が行われました。10月16日は観客含め150名、2日目は100名が同グラウンドに集まりました。

タグフットボールを愛するプレーヤーや応援者が一同に集まり、午前中の小学生チームの決勝戦では、親御さんの拍手が湧きおこりました。午後の成人の部では、チーム郡上が躍進し準優勝、初めて参加した明石タグの笑顔がキラリと光る女性プレーヤーが大活躍。今回適用された特別ルールの女性トライで2点が入り、予想しなかったエキサイトな試合が多く生まれました。今大会も毎試合でドラマが生まれ、文字通りタグフットボールのお祭りとなった。

2021年ジャパンタグフットボール祭・小学生大会

10月16日日本初のタグフットボール小学生大会を開催、6チームで対戦した。
経験豊富な日進が、他チームをに圧倒した強さを見せ、日進レッドブラックスAが優勝した。

同大会では、小学生(10歳〜12歳)がプレー、成人より1サイズ小さいラグビーボール4号球が使われた。 今回は特別ルールとして、キックの禁止。下がる距離を本来より短くし、通常より小さなグランドサイズで開催した。

小学生選手らは、元気はつらつ疲れをしらないフルエンジンで好プレーを見せた。最後まで全速力で走り抜けトライする姿は、大人のプレーヤー達をも圧倒させました。

郡上市では、小学生を対象に、タグフットボールの採用が進んでおり、小学生のプレーヤーが非常に多く、これからが楽しみだ。今大会を観たタグフットボーラー達は、ここから、未来のワールドカップ出場選手が出ること心待ちにしていることでしょう。

小学生の部 2021年10月16日 土曜日午前

  • カップ決定戦 :日進A7-1日進B
  • プレート決定戦:ブルーズ5-2バッファローズ
  • ボウル決定戦 :ブロンコス3-0イーグルス

【予選】

  • 日進A6-0バッファローズ
  • 日進B2-2ブルーズ
  • 日進A9-0ブロンコス
  • 日進B8-0イーグルス
  • バッファローズ4-2ブロンコス
  • ブルーズ6-0イーグルス

2021年ジャパンタグフットボール祭・成人の部

全国大会に先駆けて前日に開催した成人大会では、SNSの広報活動が奏功し、兵庫県明石市の女性中心のチーム「明石タグ」が初参加!

日進レッドブラックスが、小学生の部・成人の部チーム共に同時優勝を果たす快挙だった。

成人の部 2021年10月16日 土曜日午後

<決勝トーナメント>
優勝:日進レッドブラックス

<予選リーグ>
予選1位:日進レッドブラックス4勝0敗 勝点12
予選2位:郡上ブルーズ3勝1敗 勝点9
予選3位:枚方タグ2勝2敗 勝点3
予選4位:明石タグ1勝3敗 勝点3
予選5位:バーバリアンズ0勝4敗 勝点0

2021年第5回オニオンカップ全国大会

予選リーグ全勝したタグウルブスは準決勝

予選リーグ全勝したタグウルブスは準決勝

タグフットボール全国大会オニオンカップは2年振りとなった。去年中止、今年も延期で待ちに待った全国大会となりました。初回から2019年までは兵庫県淡路島でしたが、岐阜県郡上市に場所を移し開催した。
日本各地の公式大会で勝ち抜いた10チーム中、5チームが参加、コロナ禍で活動を中止等で5チームが辞退した。

全国大会オニオンカップでは、予選リーグ全勝したタグウルブスが準決勝で、予選4位のロンバクに敗戦。
唯一の全国大会5回出場の138シャークスは、若いチームで臨む検討したが4位となった。
試合運びに長けたラビトーズは、ラグビーリーグで培った、技術が生かされ、ロンバクを下し優勝した。

タグフットボール協会 岡村剛代表は、「出場したチームもコロナ禍での活動がままらなず、練習不足で望んだチームもあった。2年振りに全国大会が開催されたことは、本当に喜ばしいことだ。改めてスポーツを自由にプレーできる素晴らしさをかみしめた大会であった」とタグフットボールだけでなくスポーツに対する熱い思いを語った。

 

 

第5回オニオンカップ全国大会 2021年10月17日

<決勝トーナメント>
優勝:サウス池袋ラビトーズ
サウス池袋ラビトーズ4-0ロンバク

<予選リーグ>
予選1位:タグウルブス4勝0敗 勝点12
予選2位:SIラビトーズ2勝2敗 勝点6
予選3位:138シャークス2勝2敗 勝点6
予選4位:ロンバク1勝2敗1分 勝点4
予選5位:タグアズール0勝3敗1分 勝点1

<辞退チーム>
たぐんちゅ (前回オニオンカップ優勝/関東・協会推薦枠)
FIT AZULONE(前回オニオンカップ準優勝/福岡・協会推薦枠)
亀仙流(兵庫大会優勝/大阪・関西)
不知火ライオンズ(愛媛大会優勝/愛媛・四国)
Lions(広島大会準優勝/広島・中国)

スペシャルサンクス:(敬称略)

  • 株式会社ルート:中田孝成 (優勝メダル提供)
  • 写真撮影:Fukuda Daichi
  • レフェリー:岡村 剛、田中翔太、中嶋恭一郎、清田圭助、井上 晃、佐藤鉄也

(敬称略)

 

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取材&文:ティセ・アート 三島ちせ