Diversity Rugby Club(ダイバーシティーラグビークラブ 代表:井上誠三氏)が主催する「第1回ラグビー派生4競技合同大会“RUGBY UNITED”」が大阪国際大学「松下町校地グラウンド」(大阪府守口市)で2月25日(日)開催し250名が集いました。

ラグビートップリーグの元選手を始めとする、タグフットボール/タッチラグビー/ビーチラグビー/FIVES(ファイブス)/ラグビーリーグ/ラグビーユニオン/女子ラグビーの7競技・計16チームの選手達が、ラグビー派生4競技のルールで戦う日本初のイベントとなり、日本タグフットボール協会も企画運営とチームを排出し参画致しました。

ラグビー派生競技とは、ラグビーボールを使いラグビーの約半分の時間・メンバー・フィールドで戦い、タックルやスクラムを無くした新競技。ルールや道具が若干違いがあるものの親和性が高く、ラグビー経験者の選手らは、瞬時に互いのルールをマスターしトライ出来たのが最大の特徴でした。

当日は、心配された天候も閉会式まで雨に濡れることもなく、暖かい日差しの中での絶好の大会日和となりました。スポーツイベントとしては珍しいドローンカメラ/スチールカメラ/360度カメラ/ビデオカメラの4キャリアの撮影が入り、選手達の士気がより一層高まったことは言うまでもありません。

参加した選手らは、初めてプレイしたスポーツとは思えない位面白い試合だった!といずれの評価も非常に高かったといい、同イベントの主催者である井上誠三氏は「年齢、性別、技術そして競技の垣根を越えてRUGBY UNITEDを大盛況に終えることが出来ました。これからもこの楕円球の輪を継続させたい」と、第2回RUGBY UNITED開催への意気込みを語りました。

【試合結果】
1位 芦屋浜連合 [ビーチラグビー]
2位 Tag Blossams [タグフットボール]
3位 エレファントベイビー [タグフットボール]

【試合形式】
・タグフットボール:タックルの変わりに腰につけたタグを取る(国際スポーツ、8人制)
・タッチラグビー:タックルの変わりにタッチ(国際スポーツ、人制)
・ビーチラグビー :日本発祥のスポーツ、砂浜で裸足でプレイ人制
・FIVES:日本発祥のスポーツ、タックルの変わりに腰につけたタグを取る5人制
※ラグビー派生4競技の各ルールで互いに戦った。

(文:Chise MISHIMA)