タグフットボール・オセアニアカップが、今年11月、ニュージーランドはオークランド・パルマンパークにて開催されました。
NPO法人日本タグフットボール協会(JTFA)は日本代表としてITFより公式に招待され、11月15〜17日出場しました。
元ラグビー選手やアスリートを始めとする日本代表メンバーのスタッフ含め、選手12名+スタッフ2名=合計14名で、ニュージーランドへ遠征。11月13日に日本を出発しニュージーランド・オークランドへ渡航、現地から1名が合流しました。現地に住む日本人応援団も駆けつけ、賑やかな雰囲気となりました。
世界の強豪と7試合で対戦した日本代表
日本代表チームは、初日3試合、2日目2試合、3日目2試合の計7試合を行いました。今回出場したカテゴリーは、男子45歳以上で構成されるチーム13名。
到着後現地では、ニュージーランド・タグフットボール協会から2018年に来日し、タグフットボール・レフリークリニックを開催した一団とも交流し、親交を暖めました。
日本代表選手としてだけでなく、レフリーとして大会に貢献
中田孝成選手は、オセアニアカップの大舞台で、選手としてだけではなく国際レフリーとしても活躍。 レフリーを務めた“21歳女子ニュージーランド 対 ベトナム戦”では「女子とは、思えない力強さと迫力があった! 点差が付き勝敗が覆されることが無いにも関わらず、終了のホイッスルが鳴る瞬間まで全力でプレーする勇姿を見習いたい」と語りました。
今大会で、初主将を務めた綿井啓一郎選手は、「世界の壁は想像以上に高く勝利は出来ませんでしたが、昨年出場したワールドカップに比べ、日本代表選手のトライ率が飛躍的に伸び、スキルが確実にアップしていた」と日本代表選手を客観的に評価しました。
試合後は、対戦チームの健闘を讃え合う
ラグビーの試合でも見られる対戦チームの健闘を讃え合う「エール交換」が、ここオセアニアカップのタグフットボールのフィールドでも行われました。各試合後に対戦チーム同士が、肩を組んだ円陣で行う「エール交換」の大役は各国の主将が行いました。綿井主将にとって「英語でのエールは試合よりも緊張する時だった」と語りました。
サモアからは『ジャパンは遠くからはるばるやって来て、最後までファイティングスピリッツを忘れずよく戦った』と日本代表選手団を讃えました。対戦チームのことをよく観察していなければ出てこない賞賛の言葉を頂きました。「敗戦後のエールは、次の試合への大きな活力になった。また国際大会に臨みたい」と綿井主将は語りました。
オセアニアカップ・アルバム をコチラでご覧いただけます。(公開終了日2019/12/27)
世界のトップを目指せ! 次回国際大会
次の国際大会は、2021年にアイルランドで開催される第4回タグフットボール・ワールドカップです。今迄のワールドカップは南半球での開催でしたが、北半球のヨーロッパで開催される初の大会となります。
日本タグフットボール協会・岡村代表と国際タグフットボール連盟・マコーネル会長は、日本代表選手団のワールドカップ出場について意見を交わしました。
現在、日本タグフットボール協会は、ワールドカップ2021年に向け代表選手を結成し出場を予定しています。
世界のトップに挑戦したい方! ラグビー選手やトップアスリートの方で出場したい! と思う方は、まずは土日開催の練習会にお越しください。皆様のご参加をお待ちしています。
タグフットボール・オセアニア杯 日本代表メンバー
背番号 | 男子Over45 | トライ/獲得ポイント数・他 |
---|---|---|
1 | 中田 孝成 | [レフェリー] 21歳女子 ニュージーランドVベトナム [トライ] 3トライ:3ポイント |
2 | 湯川 正人 | ー |
3 | 蔵守 利彦 | 2トライ:2ポイント |
4 | 松堂 高士 | ー |
5 | ガース・ミッチェル | ー |
6 | 岡村 剛 | 6トライ:8ポイント |
7 | 中邑 拓郎 | 1トライ:2ポイント |
8 | 吉川 明男 | ー |
9 | 綿井啓一郎 | [主将] 1トライ:1ポイント |
10 | 石田 浩史 | 1トライ:1ポイント |
11 | 横山 剛 | ー |
12 | 共田 豊和 | 3トライ:4ポイント |
13 | 堀池 正人 | 1トライ:1ポイント |
遠征・大会日程
日 程 | 内 容 | 対戦国 |
---|---|---|
11月14日(木) | 遠征チーム現地集合/合同練習 | ー |
11月15日(金) | 開会式/大会初日 | ニュージーランド/サモア/ニウエ |
11月16日(土) | 大会2日目 | オーストラリア/オーストラリア |
11月17日(日) | 大会3日目/閉会式/パーティー | サモア/ニウエ |
11月18日(月) | 遠征チーム解散 | ー |
大会会場
パルマン・パーク (オークランド・ニュージーランド)
Pulman Park, 90 Walters Rd, Takanini, Auckland, 2112